昭和100年記念式典
昭和とはいかなる時代だったのか
元防衛大臣政務官 前太宰府市長 楠田大蔵
2026.05.01
読者限定
令和8年の4月29日昭和の日、天皇皇后両陛下ご臨席のもと日本武道館にて昭和100年記念式典が執り行われ、私も元衆議院議員として招かれ参加して来ました。昭和50年生まれの私は、昭和元年から今日までの100年のちょうど真ん中に位置する世代であり、この式典には一定の感慨を持って参加しました。
とは言え、この式典での陛下のおことばは無く、主催者としての高市総理挨拶、来賓としての森衆議院議長、関口参議院議長、今崎最高裁長官挨拶はあまり心に響くものはありませんでした。それもそのはず、昭和と言いながら戦前戦中のことはあまり触れられず、戦後復興にばかり焦点が置かれていたからです。
続く海上自衛隊東京音楽隊による昭和の歌のメドレーの選曲は、その印象をさらに強くするものでした。坂本九の上を向いて歩こう、松田聖子の赤いスイートピー、いるかのなごり雪、中島みゆきの時代、TMNETWORKのGet Wild、美空ひばりの川の流れのように、ほとんどが昭和の高度成長期以降の歌でした。