政治家の危機判断
兄の忘れ得ぬ一言
元防衛大臣政務官 前太宰府市長 楠田大蔵
2026.08.04
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福岡県議会の自民党県議団松尾統章会長が令和8年熊本地震発災直後にビアパーティーを予定通り開催し、その後の対応のまずさも問われ会長辞任に追い込まれました。危機に際しての判断は常に困難が伴いますが、政治家は特にその判断をするのが本来の使命でもあり、ひときわその成否が問われることは覚悟しなければなりません。
と言うのも、私も何度かそのような危機判断を迫られたことがあるからです。印象深いのは東日本大震災発災直後の地元での政治資金パーティーの開催判断です。既に多くの方にパーティー券を購入頂いておりましたし、防衛大臣政務官を退任して間もない頃であり、東日本大震災の状況も含めて説明する機会にもなると思っていました。
そのため発災した3月11日の福岡行き最終便にかろうじて乗り込み、その日のうちに地元に戻りました。日が明けて福岡のニュースでももちろん災害の状況が流れていましたが、やはり福岡が揺れたわけでもなく地元の関係者の方々も開催に異議を唱える人はあまりいなかったと記憶しています。その為開催する方向で話は進んでいました。