タイ王国視察報告その1
ミャンマー難民キャンプ編
元防衛大臣政務官 前太宰府市長 楠田大蔵
2026.03.04
読者限定
2月21日から3月1日までタイ王国に視察に参りました。27歳から50歳まで政治活動に勤しみその間長期の海外視察は難しかったため、市長退任後大学院入学までの間これまで実現できなかった視察を行いたいとの思いからです。この間パソコン環境も悪く投稿が滞り申し訳ありません。改めて2回に分けて視察について報告いたします。
まず前半の視察の目的のメインは、ミャンマー難民キャンプを始め国境の町で異国異民族のせめぎあいがいかなるものかを知ることです。我が国は国境が海で囲われており日常的に異国間異民族間の移動や融合が起こりにくくこのような状況をこれまで現実的に感じることは少なかったと言えますが、世界的には極めて重要な国際問題と言えます。
私が訪ねたウンピアム難民キャンプは住民が1万人ほどと言わば日本における一つの町や村ほどの規模となっており、9つあるキャンプの中で2番目に大きい規模でした。バンコクから車で9時間ほどかけて移動したタイの都市メーソット中心部からもさらに数時間かかる国境周辺の山間部。日本の真夏の気温のタイでは少し涼しさも感じます。