タイ王国視察報告その2
バンコクスラム街編
元防衛大臣政務官 前太宰府市長 楠田大蔵
2026.03.06
読者限定
前半のミャンマー難民キャンプなどの視察に続き後半はバンコクのスラム街の状況をつぶさに感じ取ることを目的としました。そのため、バンコク最大のクロントイ区のスラム街のなかで長らく活動するシーカーアジア財団のゲストハウスで敢えて生活しました。
トイレもシャワーも共用でテレビもラジオもない4畳半ほどの堅い木床の部屋にせんべい布団で寝る生活は、市長職を2期8年務め50歳を迎えた私にはいささかハードではありましたが、大学受験2浪中の4人部屋寮生活の頃も思い出し感慨深くもありました。
そして部屋から一歩出ればそこはスラム街で、暗いうちから鳥か虫かバイクか何らかの騒音で自然と目が覚めます。朝も夜も路上で所狭しと売られている屋台の出来合いの麺や米や串焼きで腹を満たします。ミャンマーカレーの油にやられ一晩もがき苦しみました。