衆院解散についてその2
解散によるさまざまな影響
元防衛大臣政務官 前太宰府市長 楠田大蔵
2026.01.12
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国会開会冒頭の解散総選挙の流れはやはり日々強まっていますが、決して私がそれを肯定しているわけではありません。むしろ市長を経験した立場からしますと、このような抜き打ち解散は実際にはその実務を担う地方自治体にとって非常に気の毒な思いがします。特に年末市長選と市議選の同時選挙を行ったばかりの太宰府市職員にとっては極めて大変な事態です。
と言いますのも、そもそも前回選挙から一年余りしか経っておらず本年度の予算で衆議院選の予算は計上していませんし、職員は通常業務を行いながら選挙管理委員会の職務を兼任することとなります。当初から予定されていた市長選市議選との業務分担は年度当初から一定計画しておりますが、本年度の衆議院解散は私の在任中も話し合ったことはありませんでした。
加えて1月から2月は地方自治体にとって最も重要な時期と言っても過言ではありません。来年度予算を最終的に固め3月議会に提案する準備をします。だからこそ私は年末の時点で任期を前倒しして退任することを11月の時点で表明し、新市長が引継ぎをし予算案を査定する時間を確保することを選択しました。もちろん他の理由も様々ありますので後日詳細します。